つわんこさがし

春になると、近所に生えている山菜を摘んできて天ぷらにします。

 

我が家で人気なのは断然、つわんことヨモギ。

 

 

「つわんこ」とは屋久島の方言で、ツワブキの新芽の愛称です。

葉っぱの表面がツルツルなツワブキですが、新芽は産毛に覆われて柔らかな手触り。

 

 

 

こんな感じで、大人たちの足元に生えているベビーたち。

 

根元を持って引っ張ると、ポキっという音とともに気持ちよく引っこ抜けます。

 

 

 

とれた！

 

 

 

ヨモギも新芽の所だけを摘んで…

これくらいあれば十分！

 

 

ツワブキは大きくなってしまうと、茎の皮むきやらアク抜きが必要なので取りません(笑)

 

その点つわんこは下処理も何も要らず、洗ってそのまま天ぷらにしてもアクがなく、肉厚でとっても美味しいのでありがたい＾＾

 

 

新芽でもさすがにアク抜きをしないと苦いヨモギも、揚げてしまうと苦味が消えるのが不思議。

 

まだ１歳の娘にも試しに少し出してみると、気に入ったらしくペロリと食べてしまいました。

 

 

屋久島はツワブキがどこにでも生えているので、散歩ついでに気軽に採ってこられるのも嬉しいところ。

 

探しているうちに楽しくなってきて、ついつい取りすぎてしまうと後が大変になるので注意です。