屋久島の夏の味/パッションフルーツ
屋久島の夏の旬を代表するフルーツ
屋久島では、7月〜8月中旬頃によく出回るパッションフルーツ。
独特のフルーティーな香りと、甘酸っぱく、噛めばプチプチと種の食感が愉しい、このフルーツが私は大好きです!
トケイソウ科トケイソウ属の果物だそうで、島の人たちはよく「トケイソウ」と呼んでいます。
花が、時計の文字盤に似ている事に由来しているそうです。
素人でも比較的育てやすいとの事で、自家用に栽培してる人も多く、ご近所さんに頂いたり、無人売店でもよく売られています。
5〜8個入ってて、1袋¥100くらいで売られているので、見かけるとついつい買ってしまい、夏場は常にキッチンテーブルににごろごろとパッションフルーツが転がっています。
常温で置いて、皮にシワがよってきた頃が食べごろです。
こんな風に。
もっとシワシワになっても、大丈夫。
これを半分に切ると、
目の覚める様な鮮やかな色の果肉が顔を出します!
これをそのままスプーンですくって食べられるという、お手軽さも素晴らしい。
種は噛んで食べられて、プチプチとした食感と甘酸っぱさが私は好きで、噛むのが当然と思っていたのですが、昨年、夫は噛まずに食べていた事に気が付き、ちょっとした衝撃でした。
理由を聞くと、「最初は噛んでたけど、噛まない方が酸っぱくなくて好きだから」との事。
それ以来、人とパッションフルーツを食べる時に、種を噛む派か、噛まない派かが気になるようになってしまいました(笑)
そのまま食べるのがもちろん最高ですが、切ったところにワインを入れて食べたり、果肉をアイスやヨーグルトに乗せて食べたり、お菓子に加工したりと、島の人たちは色んな食べ方で、旬のパッションフルーツの味を愉しんでいます。
果肉をジップロックに入れて冷凍しておけるので、時期が終わってしまってもデザートにトッピングして使う事も出来ます。
ブラマンジェのソースにしたり
タルトのトッピングにしても、味も見た目にも、良いアクセントになります。
最後に豆知識を一つ。
「パッション=情熱」ではなかった!
実はこの記事を書くにあたり調べてわかった事なのですが、
今までずっとパッションフルーツの名前の由来を、「情熱的なフルーツ」からきていると信じて完全に納得していたのですが、それは間違いだったという事を知り、これもちょっとした衝撃でした。
実際は、花の形が「キリストの受難」(パッション)に似ている事が由来なのだそうです。
何だか、全然違う…^^;
でも、その事を知っている人の方が少ないのでは?と思うのは私だけでしょうか。
夏の暑さはまだまだ続きますが、パッションフルーツの時期はそろそろ終わり…。
寂しいので、今年もそろそろ冷凍保存しておこうかな。
ハンドメイドジュエリー | RENIARA(レニアラ)
ハンドメイドジュエリー【RENIARA】では、彫金・漆芸の技術を活かしてシルバー・真鍮・ゴールド・天然石・漆等を使用したジュエリーを屋久島の工房で一つ一つ丁寧に作っています。自然・植物・動物の美しいフォルムからヒントを貰ったデザインのネックレス・イヤリング・ピアス・リングを始め、マリッジリングやオーダーメイドも承っています。
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