使う人が育てる。シルバーと漆のジュエリー
「漆」と聞くと、パッと思い浮かぶのは黒や朱色の、お正月など特別な時に使われる器ではないでしょうか?
一般的にはそんなイメージの「漆」を、RENIARAでは、シルバーと融合させジュエリーにしてしまいました。
漆本来の色と艶
器などで目にする黒や朱色の漆は、精製した漆に、鉄粉やベンガラなどを混ぜ、化学反応によって出来た色なのですが、ここでジュエリーに使っているのは「透漆(すきうるし)」という、精製したままの漆になります。
経年変化も楽しめる
漆の特性の一つとして、経年と共に透明感が増してきます。
そして、磨けば磨くほど、良い艶が出てきます。
漆ジュエリーの場合は、下地となるシルバーが、漆のしたから段々透けて来て、更に身に着けている間に自然と磨かれ、漆本来の何とも言えない艶と深みが出てくるので、購入された時よりも美しく育っていくのです。
水に濡れても大丈夫。
でも洗剤・紫外線はNG
よくお客様から「手を洗う時は外した方が良いんですか?」という質問をいただく事があります。
漆は、汁碗などにも使われるくらいなので、水に濡れても問題無いのですが、石鹸や洗剤などを使うと、油分が取れすぎて、せっかくの艶が無くなって来てしまいます。
なので、石鹸で手を洗う際や、お風呂の時には外して下さい、とお答えしています。
また、紫外線にも弱いので、保管する時は日の当たらない場所をおすすめしています。
その点に気を付ければ、普通のジュエリーと同じように、着けていただけます。
他の人とは一味違う、深みのあるジュエリーを、あなたも育ててみませんか?