瑞々しい緑に囲まれた、静寂の森へ。

 

少し前の事になりますが、かなり久しぶりに、家族で近くの森へ出かけました。

 

 

屋久島といえば、縄文杉、白谷雲水峡が有名ですが、今回は連休だったので混んでいそうな所は避けて、「安房前岳」と呼ばれている、ローカルな森を選びました。

 

港があり、島の中では栄えている街「安房」から、車があればアクセスしやすく、展望が良い山ですが、知名度は低いため、殆ど人とすれ違うことも無く、鳥の声と、風で木々の葉がこすれる音だけが響いていました。

 

 

 

３歳になったばかりの次女もはりきって、好調なスタート！

 

 

美しい風景に、時々立ち止まりながら。。

 

こうして森を流れる水を直接飲めるのも、なんて贅沢な事だろうかと思います。

 

 

 

しばらく歩くと早くも「だっこ〜！」と、疲れてしまった次女。

 

それから程なくして、長女も疲れたというのでちょっと休憩。。

 

 

 

森の中で食べるカステラは格別！

 

ほっぺた落ちる〜！

 

 

カステラ食べて、元気100倍！！

 

再び歩き出します＾＾

 

 

ゆっくり歩いていると、足元の苔の美しさにも、度々目を奪われます。

 

写真では伝わりづらいのですが、岩の上や、古い倒木や切り株の上、そこら中が苔でフッカフカなんです。

 

里で見る苔とは、全然別物です。

 

 

クローズアップ。

 

こちらは杉苔。

私の、「雨上がり」シリーズ作品に彫ってある模様は、この苔が元になっています。

 

まだまだ、本当に沢山の種類の苔が見られます。

 

 

屋久島の森に来た人の中には、すっかり魅了されて苔ファンになって帰っていく人が結構いるそうです＾＾

 

 

 

そしてまた、休憩(笑)

 

 

再び立ち直り、更に登って行くと、それはそれは大きな切り株に出逢えました。

 

 

近くにいる人が、小人みたいに見えますね。

 

 

切り株の中から見上げると、こんな風に見えます。

 

この樹が今も生えていたら、どれだけ大きいんだろう。。

 

 

 

ここまで、休憩をはさみながら歩くこと、約１時間半。

 

この樹のふもとで昼食をとり、子供達の余力も考慮して、ここで引き返す事にしました。

 

 

 

まだ子供が小さいうちは無理に頂上を目指さず、のんびりと森を満喫する事を目的として、歩きました。

 

 

緑の中に身を置くと、とてもシンプルになれて、全身から大自然の恵みを受け取れるような感覚になりました。

 

忙しい日々の合間に、最高に贅沢な時間を過ごせたと思います。

 

 

子供が成長したら、またいつか頂上まで行くのが楽しみです♪